大聖寺 (土浦市)とは? わかりやすく解説

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大聖寺 (土浦市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 01:52 UTC 版)

大聖寺
所在地 茨城県土浦市永国203
位置 北緯36度03分39.1秒 東経140度10分23.2秒 / 北緯36.060861度 東経140.173111度 / 36.060861; 140.173111座標: 北緯36度03分39.1秒 東経140度10分23.2秒 / 北緯36.060861度 東経140.173111度 / 36.060861; 140.173111
山号 羽黒山
院号 今泉院
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
創建年 長徳元年(995年
開山 成尊
文化財 大聖寺山門、他(土浦市指定文化財)
公式サイト 土浦大師不動尊大聖寺
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大聖寺(だいしょうじ)は、茨城県土浦市にある真言宗豊山派寺院

歴史

995年長徳元年)、成尊によって開山された。当初は現在地より約500メートルに位置しており、「今泉寺」という名称であった。1374年応安7年)、小田城城主小田孝朝により「小田城四方護寺」の一つとして常陸国筑波郡田中荘平塚(現・つくば市西平塚)に移転した。その際に「大聖寺」に改称した。ところが東寺が所蔵する「亮恵僧正門弟名帳」によれば、1526年大永6年)の時点で、「今泉寺」の名称で現在地に戻っていることが判明している。そして1576年天正4年)までの間に「大聖寺」に再改称している[1][2]

江戸時代には土浦藩の歴代藩主土屋氏によって保護され、その末寺等は159か寺を擁し、「檀林所格」の寺格も有していた。ただし、度々火災に遭っており、1863年文久3年)に本堂が焼失、1897年明治30年)には本尊不動明王像を焼失した、現在の不動明王像は新たに迎えられたものである[1][2]

1985年昭和60年)、念願の本堂が再建され、続いて北関東三十六不動尊霊場の第31番札所に指定された[2]

文化財

  • 大聖寺山門(土浦市指定文化財 昭和50年8月21日指定)[3]
  • 大聖寺四脚門(土浦市指定文化財 昭和50年8月21日指定)[3]
  • 絹本両界曼荼羅(土浦市指定文化財 昭和50年8月21日指定)[3]
  • 木造不動明王坐像(土浦市指定文化財 昭和50年8月21日指定)[3]
  • 大聖寺蔵文書(土浦市指定文化財 昭和55年9月30日指定)[3]
  • 石造浮彫大日如来立像(土浦市指定文化財 昭和63年10月22日指定)[3]
  • 木造大日如来坐像胎内銘(土浦市指定文化財 平成25年2月28日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、120-123p
  2. ^ a b c 当山の縁起大聖寺
  3. ^ a b c d e f g 指定文化財一覧土浦市

参考文献

  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年

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