大沼国定公園
渡島(おしま)半島に長い裾を引いてそびえる活火山駒ヶ岳(1,131m)と、駒ヶ岳の噴火に伴う泥流が川をせき止めて生まれた大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の湖沼群からなる。大沼には多数の小島があり、湖岸線も屈曲に富む。湖岸の広葉樹林は新緑や紅葉が美しく、遠景を占める駒ヶ岳とが相まって、整った日本庭園のような趣がある。
北海道のほかの国立・国定公園と比べ、風景の質は緻密で柔らかく、むしろ本州的ともいえる。この風景は明治36年の大沼小沼間を通る鉄道の開通によって広く知られるようになり、38年北海道によって公園に指定され、施設の整備などが行われた経緯がある。湖沼の周囲には、サイクリング道路やキャンプ場なども整備されている。
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