大沢温泉_(岩手県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大沢温泉_(岩手県)の意味・解説 

大沢温泉 (岩手県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/03 13:02 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
大沢温泉
温泉情報
所在地 岩手県花巻市
座標

北緯39度26分12秒 東経141度00分19秒 / 北緯39.4365837度 東経141.0052252度 / 39.4365837; 141.0052252 (大沢温泉 (岩手県))座標: 北緯39度26分12秒 東経141度00分19秒 / 北緯39.4365837度 東経141.0052252度 / 39.4365837; 141.0052252 (大沢温泉 (岩手県))

大沢温泉
大沢温泉 (岩手県)
交通 鉄道 : 東北本線花巻駅から岩手県交通バス新鉛温泉行きで約26分、大沢温泉バス停下車
車 : 東北自動車道花巻南ICから約15分
泉質 単純温泉
液性の分類 弱アルカリ性
宿泊施設数 1
テンプレートを表示

大沢温泉(おおさわおんせん)は岩手県花巻市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)の花巻温泉郷にある温泉

泉質

温泉街

一軒宿の「大沢温泉」が存在する。但し一軒宿と言っても、新館である「山水閣」、南部藩主の定宿であった「菊水館」、湯治場である「自炊部」から成り、その規模は大きい。一軒宿の入り口には、相田みつをの書が看板となって存在する。

自炊部にある豊沢川沿いの混浴露天風呂「大沢の湯」が有名である。

金勢まつり

毎年4月末に温泉地にて催される。大沢温泉の金勢神社の御神体は、重さ150kg、長さ1.4mのケヤキの金勢様と呼ばれる男根である。金勢神社は大沢温泉の大久保山に鎮座しているが、冬期間だけ温泉内の仮宮に金勢様が移動されて安置されている。「大沢温泉金勢まつり」は金勢様が大久保山の本宮に戻る前に、金勢様を担いで練り歩き、最後に露天風呂に半纏姿の女性たちが入浴させて洗い清めるというもの。金勢様が入った温泉に入浴すると、縁結びや子宝に霊験があるとされている。なお、温泉は女陰であるとされ、温泉が枯れないように男根である金勢様を祀っているといわれている。そのため東北地方には大沢温泉のように金勢様を祀っている温泉が多い。

歴史

平安時代初期に坂上田村麻呂が発見したと伝えられる。

江戸時代には歴代の南部藩主も利用したといわれる。また、宮沢賢治高村光太郎らの文人もよく利用した。宮沢賢治は農学校の教員時代に生徒を連れて訪れたこともあった。高村光太郎はこの温泉を「本当の温泉の味がする」と評した。

アクセス

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大沢温泉_(岩手県)」の関連用語

大沢温泉_(岩手県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大沢温泉_(岩手県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大沢温泉 (岩手県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS