大学入試の模試
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 08:36 UTC 版)
ある程度の人数が集まる進学塾・予備校では、データを集めて統計処理を行いやすいため、模擬試験を行うことによって受験生と受験校(志望校)の学力偏差値と、受験生の合格可能性をある程度正確に判定することができる。特に、河合塾が実施する全統模試は、年間300万人近くが受験する最大の模擬試験であり、170万人が受験するTOEIC、250万人が受験する英検をも超える受験者を集めているため、強い影響力を持つ 。 大学受験の場合、模試は総合模試・志望大学別模試(冠模試)・共通テスト模試(マーク模試)の3つに大きく分類され、マーク模試と記述模試のダブル受験でドッキング判定ができる。その他に、小論文対策の小論文模試(大学別模試に含まれるものもある)がある。 また、ごくまれ(その年に1問あるかないか)にであるが、本番の試験に、模試に出された問題がほぼ完全な形で出題されることがある。そのような場合は、その問題を出題した模試を運営している業者がWeb上などで問題の的中を発表することがある。
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