大占
読み方:おおじめ
- 群集を集めて長広舌を振ひ商品を捌くもの。
- 的屋仲間にて大勢の客を集めて説明して品物を売りつける路店商人のことをいふ。〔犯罪語〕
- 〔的〕群衆を集めて、長広舌を振ひ商品を捌くもの。「ジメ」は集めること。
- おほじめは単簡な手品や面白い口上などを云つて多くの人を集めて商売するもののことで「サンズン」の一種である。
- 沢山人を集めて売る商売。
- 的屋仲間にて大勢て客を集めて説明して品物を売りつける露店商人のことをいふ。
- 〔隠〕的屋仲間の用語。大勢で客を集めて説明して品物を売りつける露店商人。
- 大勢の客を集めて事まことしやかに品物の性質や効能などを説明してその品物を売りつける露店商人のことをいふ。
- 人を集める事を云ふ。
- 露天商人が能書的説明をなして人を集める事を云ふ。「おーじめ」と云ふ語はあまり用ひられず、多くは「じんをしめる(人を締める)」と云ふか或は単に「しめる」と云ひ大声を発し、「じんをしめて」売る商品を「ころびねた」と云ふ。
- 〔香〕大ぜいで客を集めて説明して品物を売りつける露天商人のこと。
- 松井源水、長井兵助などのように、広い場所を占領して黒山のような群集をあつめ、長広告をふるいながら商品をさばくもの。法律本、気合術本などを売る連中がそれである。〔香具師・不良〕
- 〔香具師〕松井源水、長井兵助などのように、広い場所を占領して黒山のような群衆をあつめ、長広舌をふるいながら商品をさばくもの。
- 露店商人が能書的説明をして人を集めること。「おーじめ」という語はあまり用いられず、多くは「じんをしめる」(人を締める)というか或いは単に「しめる」といい、大声を発し「じんをしめて」売る商品を「ころびねた」という。
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