外国籍特別採用棋士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 22:52 UTC 版)
囲碁の国際的な普及を目的として、所定の成績を収めた優秀な外国籍の日本棋院院生または院生経験者が、5-6年に1名程度の見通しで採用される。ここでいう「外国籍」は、「囲碁先進国」である日本・中国・韓国・台湾・北朝鮮を除外した諸国。 外国籍特別採用棋士として採用された棋士には、ハンス・ピーチ以来19年ぶりに欧米出身の日本棋院棋士となったアンティ・トルマネン(フィンランド出身、平成28年度採用)、世界初の東南アジア出身の棋士となった曽富康(マレーシア出身、令和2年度採用)及びフィトラ・ラフィフ・シドキ(インドネシア出身、同)らがいる。外国籍特別採用棋士は年齢制限の例外が認められており、トルマネンは26歳で入段を果たしている。
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