変動要因の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:51 UTC 版)
時系列データは、一般に季節要因も含めて次の4つの変動要因をもつといわれている。 変動要因変数傾向変動(すう勢変動) T {\displaystyle T} (英: trend) 循環変動 C {\displaystyle C} (英: cycle) 季節変動 S {\displaystyle S} (英: seasonal) 不規則変動(偶発変動) I {\displaystyle I} (英: irregular) 傾向変動 一方向的な方向を持続する変化であり、周期が15年以上の長期的な波動(波状の上下変動)を含む。 循環変動 周期が通常3~15年であって周期の確定していない波動だが、もっと短期間の景気の好・不況も含む。傾向変動と循環変動とがひとまとめにされることもしばしばある。キチンの波やジュグラーの波などが有名。詳細は景気循環を参照。 季節変動 1年を周期とする定期的な波動。季節調整において取り除く対象となる波動である。 不規則変動 上記三つの変動の残差と考えられ、不規則、攪乱要素で起きる変動。典型例として、消費税率の更新前の駆け込み需要が挙げられる。
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