声のキャンデー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:47 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (こ)」の記事における「声のキャンデー」の解説
声のキャンデー(こえのキャンデー)は、「キャンデーなめて歌手になろう」(てんとう虫コミックス第8巻に収録)に登場する。 正確には特殊なキャンディーを作る機械。 機械に付いているマイクで対象の人物の声を録音する。 すると、機械が声の声紋を分析し、対象の人物の声紋パターンを完璧にコピーしたキャンディーが出てくる。このキャンディーを舐めると、対象の人物とそっくりな声が出せる。声を変えるだけでは音痴が治るわけではないはずだが、歌手の声のキャンデーを舐めたジャイアンはまともに歌えていた。 このキャンディーによる声紋を変える効果は30分しかもたないため、あまり早く舐めすぎると肝心なときに役に立たなくなる場合がある。 ラストでは、恥をかかされたと激怒したジャイアンがドラえもんとのび太を追いかけるも、ジャイアンの母の声のキャンディーを舐め(第2作第1期及び、第2期の1回目はドラえもん、2回目はのび太が舐めている)、「武!乱暴すると承知しないよ!」とジャイアンの母の声で一喝したことにより、ジャイアンを退散させている。 製造機 作中では、声のキャンデーを作る機械の名称は登場しない。 テレビアニメ第2作第1期「キャンデーなめて歌手になろう」では「声紋キャンデー製造機」、テレビアニメ第2作第1期(リメイク版)「声もんキャンディー」では「声もんキャンディー製造機」としている。またテレビアニメ第2作第1期「七色の声あめ」でも、生成されるキャンデーは同様だが機械のデザインが異なる「七色の声あめ製造機」が登場する。 テレビアニメ第2作第2期「キャンディーなめて歌手になろう」は2回アニメ化されており、1回目は「声のキャンディー」の名称が登場するだけで作る機械の名称は登場しない。2回目(リメイク版)は「声紋キャンディー製造機」と呼ばれている。
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