塩田雄次とは? わかりやすく解説

塩田雄次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 03:05 UTC 版)

しおた ゆうじ
塩田 雄次
生誕 (1913-01-19) 1913年1月19日
日本秋田県平鹿郡雄物川町(現・横手市
死没 (1994-01-08) 1994年1月8日(80歳没)
日本秋田県秋田市
国籍 日本
出身校 慶應義塾大学法学部
職業 実業家
配偶者 あり
子供 塩田敬二(次男)
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塩田 雄次(しおた ゆうじ、1913年(大正2年)1月19日 - 1994年(平成6年)1月8日)は、日本の実業家北都銀行初代会長。1978年藍綬褒章1986年勲四等旭日小綬章1994年従四位

来歴・人物

塩田団平の次男として秋田県平鹿郡雄物川町(現:横手市)に生まれる[1]

慶應義塾大学法学部卒業後、第百銀行(後に三菱銀行に吸収合併、現在の三菱UFJ銀行)に入行。21年あまり在籍し品川支店次長等を歴任する。

1958年(昭和33年)には、羽後銀行に転じ、その後頭取に昇格する。頭取在任時には、本店の横手市から秋田市への移転や本店新館の建設、さらにはオンラインシステムの導入、店舗網の整備等、経営の近代化を推進した。1988年(昭和63年)には代表取締役会長に退き、合併となり誕生した北都銀行会長に就任した[2]

数多くの役職も歴任し、1963年(昭和38年)からは16年間にわたり秋田県教育委員を務め、その間には教育委員長も務めたほか[3]、秋田高校同窓会第六代会長や[4]、秋田商工会議所会頭、秋田商工会議所連合会会長も歴任するも、2期目の途中に病気で辞任した[5]

1994年(平成6年)1月8日逝去。享年80。

次男として、フィデアホールディングス取締役監査委員長を務めた塩田敬二がいる。

略歴

  • 1930年(昭和5年) - 秋田県立秋田中学校卒業。
  • 1937年(昭和12年) - 慶應義塾大学法学部卒業後、第百銀行に入行。
  • 1958年(昭和33年) - 羽後銀行入行、秋田支店長。
  • 1959年(昭和34年) - 常務取締役。
  • 1961年(昭和36年) - 専務取締役。
  • 1973年(昭和48年) - 頭取。
  • 1988年(昭和63年) - 会長。
  • 1993年(平成5年) - 合併、北都銀行会長。
  • 1994年(平成6年) - 逝去。

親族

以下、人事興信録8版より[6]

  • 祖父・7代団平
  • 祖母・フサ(萬延元2月生、高橋利兵衛の長女)
  • 父・重三(8代団平)
  • 母・セツ(明24年、2月生、菅忠吉・三女)
    • 姉・慶子(明42年1月生)
    • 長男・浩太郎(明44年7月生、兄)
    • 三男・陽三(大正五、六生、弟)
    • 二女・榮子(大正八、四生、妹)
    • 三女・武子(大正一一、三生、妹)
    • 四男・兼四郎(昭二、七生、弟)

一族

  • 伯母・イチ(明一二、一生、父の姉)
  • 叔母・クニ(同三四、四生、父の妹)
  • クニの夫・湊貞輔(義理の叔父)

脚注

  1. ^ 『昭和人名辞典 第二巻』日本図書センター、1987年。
  2. ^ 『日本金融通信縮刷版 32版 1994年』 日本金融通信社、1995年。
  3. ^ 日外アソシエーツ編 『現代物故者辞典1994 - 1996』日外アソシエーツ、1997年。
  4. ^ 歴代同窓会会長”. 秋田県立秋田高等学校同窓会. 2013年9月18日閲覧。
  5. ^ 秋田魁新報社編 『秋田県紳士録』 秋田魁新報社、1984年。
  6. ^ [1]
ビジネス
先代
?
羽後銀行頭取
第?代:1973年 - 1988年
次代
鈴木辰雄
先代
羽後銀行北都銀行会長
第?代:1988年 - 1993年
初代:1993年 - 1994年
次代
町田睿




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