塞の神説とは? わかりやすく解説

塞の神説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 22:38 UTC 版)

アラハバキ」の記事における「塞の神説」の解説

宮城県にある多賀城跡東北に荒脛巾神社がある。多賀城とは、奈良平安期朝廷東北地方住んでいた蝦夷制圧するために築いた拠点である。谷川健一によれば、これは朝廷外敵から多賀城を守るために荒脛巾神を祀ったとしている。朝廷にとっての外敵とは当然蝦夷である。つまりこれは荒脛巾神に「塞の神としての性格があったためと谷川述べている。 さらに谷川は、朝廷伝統的な蝦夷統治政策は「蝦夷をもって蝦夷制す」であり、もともと蝦夷の神だったのを、多賀城を守るための塞の神として祀って逆に蝦夷撃退しようとしたのだという。また、衛視佩く脛巾からアラハバキの名をつけたともいっている。

※この「塞の神説」の解説は、「アラハバキ」の解説の一部です。
「塞の神説」を含む「アラハバキ」の記事については、「アラハバキ」の概要を参照ください。

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