基礎試錐 MITI well
国内石油・天然ガス資源探鉱促進のため、国の事業として基礎調査(基礎物理探査および基礎試錐)が長期計画に基づき実施されてきた。昭和30年の第1次以来、平成11年度の第8次5カ年計画終了時点までで、構造試錐を含めて基礎試錐は81坑(陸域56坑、海域25坑)掘削された。その具体的な目的としては、国内石油・天然ガス資源ポテンシャルの把握、探鉱リスクの高い地域での企業探鉱の先導的役割、国内技術力の向上があげられてきた。石油開発公団(現石油公団)設立後は通商産業省が同公団に作業を委託し、鉱区権を有する民間石油開発会社に再委託する形で実施されてきた。その後、実施の意義等が見直され、平成12年以降、5ヵ年計画は廃され、非在来型鉱床の探査などを目的として単年度事業で実施することになり、平成14年度末までにチカップ、新津の陸域2坑が掘削された。 | |
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