基本となる概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/14 09:06 UTC 版)
能格的な格組織とは、自動詞の主語と他動詞の目的語が同じ格で標示され、他動詞の主語だけが別の格で標示される格組織である。たとえばHunzib語では、自動詞の主語と他動詞の目的語には何も格標識が付かないが(1a, 1bのkid)、他動詞の主語には-lが付く(1bのoždi-l)。能格的な格組織の他動詞の主語の格は能格、自動詞の主語と他動詞の目的語の格は絶対格と呼ばれる。(1)の例では、kidの格が絶対格、oždi-lの格が能格である。 (1a) Hunzib語 kid y-ut'-ur girl CL2-sleep-PST ‘The girl slept.’ (1b) Hunzib語 oždi-l kid hehe-r boy-ERG girl hit-PST ‘The boy hit the girl.’
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基本となる概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/25 12:32 UTC 版)
屈折に関わる接辞を屈折接辞、派生に関わる接辞を派生接辞という。接辞が付く相手を語基と呼ぶ。特に、屈折接辞が付く語基を語幹という。
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