地鉄新駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 09:13 UTC 版)
一方、富山地方鉄道本線の新駅も新幹線駅に合わせ、同名の「新黒部駅」を仮称としていた。こちらについても事業者である富山地方鉄道(地鉄)が駅名の決定権を有するが、前述のように新幹線駅が「黒部宇奈月温泉駅」に決定したため、仮に同一駅名にした場合は新駅から下り側の終点にあたる宇奈月温泉駅(当駅からの乗車時間は30分以上)と混同する恐れが生じた。 同年7月26日に開催された黒部市の公共交通戦略推進協議会の平成25年度第1回会合において、地鉄の稲田祐治専務取締役はその点について指摘した上で「沿線利用者にも混乱が無いよう配慮し、地鉄駅と新幹線駅が一体と感じられる駅名を考えていきたい」との意向を示した。また地鉄側に対して他の委員からは「新幹線と結節していることが直感的に分かるような、乗り換えやすさや分かりやすさを示すことが重要だ」などの意見が寄せられ、堀内康男黒部市長は「市内には地鉄の既存駅が15もあり(駅名決定には)難しい面がある。最終的には地鉄の判断となるが、早めの対応をお願いしたい」と求めた。そして地鉄は同年9月27日、駅名は仮称をそのまま採用し「新黒部駅」とする旨を発表した。
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