地球の走り方 世界ラリー応援宣言とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 地球の走り方 世界ラリー応援宣言の意味・解説 

地球の走り方 世界ラリー応援宣言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 16:12 UTC 版)

地球の走り方 世界ラリー応援宣言
ジャンル バラエティモータースポーツ
出演者
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域 日本
放送期間 2017年2月8日 - 2018年12月13日
放送時間 不定期の深夜
放送分 30分
回数 25

特記事項:
初回と第二回は二部構成の1時間番組
テンプレートを表示

地球の走り方 世界ラリー応援宣言』(ちきゅうのはしりかた せかいラリーおうえんせんげん)は、2017年2月8日(7日深夜)[1]から2018年12月13日(12日深夜)までテレビ朝日で放送されていた世界ラリー選手権(WRC)を応援するバラエティ番組トヨタ自動車一社提供

概要

2015年1月、トヨタが2017年よりWRCに参戦が決定。トヨタの参戦前年の2016年、テレビ朝日が2017年のWRC全戦をハイライトする番組が発表された[2]

2017年1月、番組の出演者とタイトルが決定[3]。原則不定期の深夜で放送、番組はWRCの魅力を視聴者に伝えるための番組であり、ジャンルもスポーツではなく、バラエティーであった。番組前半はラリー開催地などに現地リポーターが出向き、ラリー関係者にインタビューを行う。そして後半にラリーの結果を放送するという形態。

2018年のシーズンをもって番組終了。トヨタ提供のWRC番組は『世界ラリー応援宣言2019』(出演:レイザーラモンRG)→『ラリージャパン応援宣言』(出演:柴田阿弥,EXIT)と5分番組に縮小されつつも継続している。

出演者

渡部建(アンジャッシュ)
当番組のメインMC。放送開始時点でラリー素人。
桂田アマンダ純
もう一人の番組MCであり、通称「ラリー女」。父は元スバルテクニカインターナショナル桂田勝。ラリーの知識が豊富な人物であり、時には解説も勤める。最終回の2018年のラリー・オーストラリアにて現地リポートを行った。
コジナビ (児嶋一哉(アンジャッシュ))
ロケセットの車に設置されたカーナビ。主に番組の進行および、ラリーの解説を行う。放送開始時点でラリー素人。2017年のスペインではブリリアンと共にラリー観戦を行っている。
ブリリアンコージ/ダイキ)
第一回放送でオーディションに合格した当時の人気芸人。ラリーの知識は全く無いままラリー開催地にリポーターとして派遣された。リポートを通して様々なヤリ=マティ・ラトバラをはじめとした多くのドライバーと交流している。
パンダユナイテッド(石井勇気/菊地英之)
2018年のスウェーデンとイタリアで現地リポートを行ったブリリアンの先輩芸人。ラリーの知識は全く無し。
レイザーラモンRG
2018年のメキシコ回にてゲストとして出演。ラリーファンとして知識が豊富であり、セバスチャン・ローブが元体操選手である蘊蓄等を披露した。その後も何度か出演を果たしており、同年のラリードイツでは現地リポートとして息子と観戦に訪れている。
ゲスト
ラリーを知らないゲストを招き、共にスタジオから現地リポートやハイライトを視聴する。2018年のメキシコ回のRGや同年フィンランド回の脇坂寿一など、ラリーファンや関係者も出演した。

ラリードライバー

視聴者に分かりやすくするため、ハイライトに登場するラリードライバーには番組が製作した異名が付けられている。

ヤリ=マティ・ラトバラ (異名:無冠のエリート→トヨタの頼れる先輩)
トヨタのドライバー。ブリリアンの二人と多く交流し、彼らからは「ラトバラ先輩」と呼ばれ親しまれた。最終回ではゲスト出演を果たし、「彼らが僕の力になった」と二人の応援に感謝している。
オット・タナク[注釈 1] (異名:池ポチャからの復活→池ポチャからの初優勝→トヨタに新加入→ラリー侍)
2017年なMスポーツ、翌年はトヨタに移籍したエストニア人ドライバー。2015年のラリーメキシコにて横転し、水没したクラッシュをよく番組で紹介された。2018年にはトヨタに移籍したため、ブリリアンからもよく絡まれる。
セバスチャン・オジェ (異名:絶対王者)
フォルクスワーゲンの撤退で2017年はMスポーツに加入した4年連続ラリーチャンピオン。番組放送中の2年も王者を防衛した。ブリリアンの二人を「ラリーコメディアン」と称している。
ティエリー・ヌービル (異名:メガネのクールガイ)
ヒュンダイのエース。番組放送中はオジェとチャンピオン争いを繰り広げた。ブリリアンの二人とよく絡んでおり、自身のtwitterにおいて二人との取材画像を掲示するほど[4]
ユホ・ハンニネン (異名:遅咲きのラリー職人)
2017年にトヨタのドライバーとして参戦。36歳で初のフル参戦ワークスドライバーであり、遅咲きの苦労人という演出がなされた[注釈 2]。この年限りで引退したため、18年以降は出演していない。
クリス・ミーク (異名:爆走ジェントルマン)
シトロエンのエース。イギリス人ドライバーであるため、英国紳士という設定にされ、ボイスオーバーは常に敬語にされた。また、17年から18年にかけて数多くのクラッシュを起こしたことから、「やからし男」「やらかしジェントルマン」「爆笑ジェントルマン」と番組から不名誉な蔑称をつけられてしまった。18年のポルトガルをもってシトロエンを解雇される。
エサペッカ・ラッピ (異名:26歳の新星→トヨタの新星)

2017年のシーズン途中からトヨタの3人目とドライバーとして参戦した若いフィンランド人。同年ラリー・フィンランドでわずか参戦4戦目で総合優勝を果たす。渡部からは「デビューしたグラビアアイドルがいきなり雑誌の表紙を飾るようなもの」と称された。

エルフィン・エバンス (異名:日陰のラリー皇子)
Mスポーツのドライバー。イギリス出身の2世ラリースト。2017年のラリー・GBにて優勝し、Mスポーツのマニュファクチャラータイトルを決定付けた。
マッズ・オストベルグ (異名:コリンズクレストのお祭り男→お祭り男)
2017年はプライベーター。同年のスウェーデン回にて同ラリーの名物ステージ、コリンズクレストにて大ジャンプを紹介された。2018年はシトロエンに加入、ラリーフィンランドで優勝争いを演じた。なお、ミーク同様にボイスオーバーが性格を決めており、口調がヤンキー風になっている。
セバスチャン・ローブ (異名:ラリー怪獣)
2018年、シトロエンより3戦にスポット参戦を果たしたWRC9連覇を誇る元王者。同年のラリースペインの最終日にてタイヤ選択に成功し5年ぶりの優勝。その優勝に渡部は「漫画でも怒られる展開」と称した。
クレイグ・ブリーン (異名:喜怒哀楽男)
シトロエンのドライバー。2017年のラリーメキシコでは最終ステージでのトラブルを紹介された。2018年のラリースウェーデンにて優勝争いを演じる。
ヘイデン・パッドン
ヒュンダイのドライバー。異名はなし。2018年のスウェーデンおよびオーストラリアにて名前が登場。スウェーデンは最終ステージでラッピに逆転を許され、オーストラリアでは2位完走するもラトバラに優勝され、マニュファクチャラータイトルをトヨタに決められてしまった。
テーム・スニネン
Mスポーツのドライバー。異名はなし。2017年のフィンランド回にてダークホースとして紹介された。翌年はMスポーツのワークスドライバーとして11戦に参戦するも、番組では紹介されなかった。

コーナー

構成は主に現地リポートとラリーハイライトの2つとなる。2018年以降は海外ロケが減少し、TGRラリーチャレンジや過去のラリーで起こったハプニングを紹介するコーナーも放送された。

放送局

地上波でのネット局は、トヨタの本社(愛知県)があるメ〜テレのみであった。

  • テレビ朝日(制作局)
  • メ〜テレ(時差ネット)

またTVerGyao!abemaTVにて無料配信がなされた。

脚注

注釈

  1. ^ 2017年イギリス回以降はオット・タナック
  2. ^ ただし、ラッピが好成績を収めたため、最終戦は出走していない。

出典

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  地球の走り方 世界ラリー応援宣言のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「地球の走り方 世界ラリー応援宣言」の関連用語

地球の走り方 世界ラリー応援宣言のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



地球の走り方 世界ラリー応援宣言のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの地球の走り方 世界ラリー応援宣言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS