地域政党時代
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2012年10月5日、自民党所属でかつては京都府議会議長や自民党京都府連幹事長をも務めたこともあり、かねてより国政進出へ意欲を示していた田坂幾太が、橋下徹率いる日本維新の会と連携する政治団体「京都維新の会」の設立を京都府選管に届け出て、田坂自身を代表とする京都維新の会が発足する。翌、10月6日午後、代表の田坂が大阪にて橋下や日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事らと会談した。この場で田坂が「京都で維新の会を立ち上げた。よろしくお願いしたい」と橋下らに言うと、橋下も「一緒に頑張りましょう」と応じ、この会談をもって正式に連携することが合意決定した。さらに、10月11日、代表の田坂が正式に自民党を離党し、党籍を離脱した。それから5日後の10月16日、大阪府庁内で大阪維新の会の今井豊と田坂が会談し、その場で「京都府内での「維新」の取りまとめ役」の役目を京都維新の会が担うよう依頼されたという。最終的には10月24日に、代表の田坂と日本維新の会の副代表である今井豊が、大阪府庁内で面会し、両者が協定書に署名し、正式に連携がスタートした。これに伴い関西では初めて日本維新の会と連携する政治団体が設立されたこととなった。
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