地下での被災状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 09:00 UTC 版)
「コピアポ鉱山落盤事故」の記事における「地下での被災状況」の解説
避難所には通風口がつながっていたため、彼らは生存していたが、食料や水はわずかにしかなく、1日おきに1人当たり小さじ2杯分の缶詰のマグロ・牛乳1口・ビスケット1枚を分配してしのいでいた。彼らが発見されたときの備蓄食料は、あと2日分しか残っていなかった。保健相によると作業員は、1人あたり平均で体重が10キロ落ちた。避難所の広さは約50平方メートルだが、長さ約1.8キロの坑道に通じており、地下620メートルの作業場(ワークショップ)や坑道最深部まで自由に歩き回ることができ、排泄物も場所を決めて坑道奥に廃棄していた。33人は坑道内のトラックのバッテリーを使ってヘッドライトを充電し、光源にしていた。
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