土師牛勝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 土師牛勝の意味・解説 

土師牛勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 15:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

土師 牛勝(はじ の うしかつ、生没年不詳)は、奈良時代貴族宿禰。勤広参・土師甥の子。官位従五位上諸陵頭勲位は勲十二等。

経歴

聖武朝天平10年(738年)ごろに上総介を務める。天平17年(745年)には正六位上右大史の官位にあったが、勲十二等の勲位を持っていたことから、かつて蝦夷征討に従軍していた可能性もある。天平18年(746年)4月に従五位下に叙せられ、同年8月に土師氏にかかわりの深い諸陵頭に任官する。

孝謙朝に入ると、天平勝宝3年(751年従五位下、天平勝宝6年(754年従五位上と昇進を果たした。この間の天平勝宝4年(752年大仏開眼供養に際して、文上麻呂とともに楯伏舞々頭を奉仕している[1]

官歴

注記のないものは『続日本紀』による

系譜

  • 父:土師甥[4]
  • 母:不詳
  • 生母不詳の子女
    • 男子:大枝真仲[4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 東大寺要録』2巻供養章3
  2. ^ 「上階官人歴名」『大日本古文書』巻24-75頁
  3. ^ 谷森本天平古文書
  4. ^ a b 鈴木真年『百家系図稿』巻10,土師連諸流(宝賀[1986: 1009])

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  土師牛勝のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「土師牛勝」の関連用語

1
文上麻呂 百科事典
18% |||||

土師牛勝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



土師牛勝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの土師牛勝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS