国領雄二郎とは? わかりやすく解説

国領雄二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/16 01:14 UTC 版)

国領雄二郎(こくりょう ゆうじろう 1969年7月26日 - )は、日本小説家編集者絵本作家東京都出身。

音楽と映画に関心が深い。自宅には常時数千枚のCDDVDを所有している。愛称はゆうちゃん、こくさんなど。

略歴

高校生時代にある映画雑誌に、映画のレビュー原稿を投稿する。その結果、3ヶ月連続で掲載され出版業界に進む。

大学在学中から株式会社アスキーにて勤務を開始する。独創性の強い記事作りと「コラム・国領雄二郎の明日死ぬならこの1本」などから窺い知ることのできる幅広いエンターテイメントに対する知識から生まれる文章を特徴とする。

映画雑誌にも多数のレビューを書いており、キネマ旬報社宝島社角川書店ぶんか社KKベストセラーズなど、様々な出版社の映画ムック本の企画に携わる。日本版『ファンゴリア英語版』では、クニミネユウジ名義で翻訳も手がける。

『ファミ通』ではデスクを務め、新作クロスレビューコーナーのレビュアーも担当。また、担当していた羽生生純の漫画『ファミ通のアレ(仮題)』の作中ではバカルン超特急(初回のみ『核弾頭搭載労働一号キック』)という必殺技を放っており、これはアーケードゲーム『バーチャファイター2』に登場する忍者・影丸の「葉臥龍(はがりゅう)」という技のモデルとなった。

『ファミ通のアレ(仮題)』連載中に結婚しているが、現在はバツイチである。

編集者時代に担当した作家漫画家は、竹熊健太郎羽生生純渡辺浩弐餅月あんこ吉田戦車など。

前述の映画書評コラムが評価を得て、アスキー退職後は小説家として活動しつつも様々な夜の飲食店にて勤務。 ボクシング選手なども店員として勤務する都内の居酒屋にも約1年在籍していた。

2004年2月、小説『チューインガム・ウイークエンド』を出版。

現在はweb絵本『すてきなせかいのやさしいまほう』の原作者として活動する傍ら、連載コラムを持ったり、映画監督へのインタビュアー活動をするなどフィールドを広げている。かつ、これらと並行して次回作の執筆を進行中。

エピソード

  • 国領が深夜帯の飲食店で勤務していた時代に、小説『チューインガム・ウイークエンド』の読者が、少ない情報を頼りに店の場所を探し当て来店したこともあった。
  • 編集者がよくネタにされる『週刊ファミ通』で、羽生生純の漫画作品ではレギュラーとして活躍した。読者投票企画の「嫌いな編集者トップ5」に堂々の入賞を果たしたことがある。本人だけでなく、愛猫「ミー」も誌面に登場したことがあり、昔の女が置いていった因縁のネコ、と紹介されている。

著作

原作

関連項目

外部リンク


国領雄二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/09 09:03 UTC 版)

ファミ通のアレ(仮題)」の記事における「国領雄二郎」の解説

ファミコン通信編集者で、竹熊の連載担当生真面目性格人物で、とんでもない漫画を描く竹熊を「編集パンチ」などの必殺技で殴るツッコミ役。原稿催促打ち合わせのために登場し、話の流れからあちこちに連れまわされることが多い。

※この「国領雄二郎」の解説は、「ファミ通のアレ(仮題)」の解説の一部です。
「国領雄二郎」を含む「ファミ通のアレ(仮題)」の記事については、「ファミ通のアレ(仮題)」の概要を参照ください。

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