国際連合安全保障理事会決議762とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国際連合安全保障理事会決議762の意味・解説 

国際連合安全保障理事会決議762

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 14:40 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議762
日付: 1992年6月30日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 3,088回
コード: S/RES/762(UNSCR762)
文書: 英語

投票: 賛成: 15 反対: 0 棄権: 0
主な内容: ユーゴスラビア紛争への対応
投票結果: 採択

安全保障理事会(1992年時点)
常任理事国
中国
フランス
ロシア
イギリス
アメリカ合衆国
非常任理事国
 オーストリア
ベルギー
カーボベルデ
エクアドル
 ハンガリー
インド
日本
モロッコ
ベネズエラ
ジンバブエ

クロアチア兵

国際連合安全保障理事会決議762(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ762、: United Nations Security Council Resolution 762: UNSCR762)は、1992年6月30日国際連合安全保障理事会で採択された決議。ユーゴスラビア紛争の当事者に対して敵対行動を中止するよう要請した。

クロアチアに対しては、ダルマチアからクロアチア陸軍を1992年6月21日以前の陣地まで撤退するよう促し、ユーゴスラビア人民軍の残存部隊とクロアチア国内のセルビア領防衛軍、さらに非正規軍に対し、国際連合の平和維持計画を厳格に順守させるよう要請した。

さらにクロアチア政府と現地のセルビア人の代表者からなる合同委員会の設立を勧告し、国連保護区および国連の統制下にない地域からの両軍の撤退に関して、ベオグラードの当局と協議すべきものとした[1]。 また、国際連合保護軍に警察120名と軍人60名を増員した[2]

安保理はすべての当事者に対し、欧州安全保障協力機構の原則に沿った政治的解決を目指し、ユーゴスラビア議会に協力するよう再度呼びかけたが、クロアチアはこれに応じず、軍を撤退させなかった。

関連項目

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  国際連合安全保障理事会決議762のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

国際連合安全保障理事会決議762のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国際連合安全保障理事会決議762のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国際連合安全保障理事会決議762 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS