国教承認・冬戦争および継続戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 06:41 UTC 版)
「フィンランド正教会」の記事における「国教承認・冬戦争および継続戦争」の解説
両大戦間期に、フィンランド正教会は二番目の国教としての承認を国家から得た。フィンランド正教会は財政上の支援を国庫から受けることとなり、これに伴い、世俗の行政と調和させるために教区の再編成が行われた。 1940年代、冬戦争・継続戦争の戦禍やモスクワ講和条約による国境変動に伴い、ソ連政府による宗教弾圧政策を避けるためなどの理由から、約70%の正教徒がカレリアからフィンランドに亡命した。旧ソ連当局による宗教弾圧を避けてヴァラーム修道院から移住を余儀なくされた修道士達はフィンランドのヘイナヴェシ(Heinavesi)に移り、当地に新ヴァラモ修道院を設立した。これは現在も存続し、フィンランド正教会の重要な修道院となっている。
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