国府宮はだか祭とは? わかりやすく解説

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国府宮はだか祭

(国府宮はだか祭り から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 22:34 UTC 版)

国府宮はだか祭(こうのみやはだかまつり)は愛知県稲沢市に鎮座する尾張大国霊神社(国府宮)に伝わる儺追神事なおいしんじの通称[1]神男しんおとこと呼ばれる一人の儺負人なおいにんに厄災や穢れを負わせ、それらを土餅どべいと呼ばれるに移して土に埋めることで厄落としをする神事。毎年旧暦の正月13日から翌朝にかけて斎行される県指定の無形民俗文化財[2][3]


注釈

  1. ^ 祭りに参加できない老若男女が、厄除けを祈願して氏名年齢などを書き込んだ布。
  2. ^ 儺追笹の奉納は、「下帯姿」という慣行から永らく男性のみが行なってきたが、2024年令和6年)から女性の参加も認められるようになった[4]。女性の儺追笹奉納については、上半身に法被はんてんなどを着用し、危険を避けるため午前中(9 - 11時)に奉納することが求められている[5]

出典

  1. ^ a b c 国府宮はだか祭”. 稲沢市. 2024年1月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e 国府宮の儺追祭”. 文化財ナビ愛知 (2019年11月25日). 2024年1月13日閲覧。
  3. ^ a b 県指定文化財 国府宮の儺追祭”. 稲沢市 (2019年1月29日). 2024年1月13日閲覧。
  4. ^ 「国府宮はだか祭 初の女性参加へ もみ合い前の「笹奉納」に着衣で」『中日新聞』、2023年11月7日、朝刊、1面。
  5. ^ 「国府宮はだか祭 神社が女性手引 法被や鉢巻き着用を 「もみ合い」参加禁止」『中日新聞』、2023年11月25日、朝刊、26面。


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