四つ建て民家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 06:55 UTC 版)
「春日井市立中央公民館」の記事における「四つ建て民家」の解説
中央公民館の敷地内には尾張地方特有の「四つ建て」と呼ばれる建築手法を用いて建設された旧小林家住宅が移築されている。旧小林家住宅は1868年(明治元年)に別の場所から東春日井郡勝川村に移築されたものであり、1978年(昭和53年)に中央公民館の敷地内に移築された。1981年(昭和56年)には春日井市指定有形民俗文化財に指定された。 「四つ建て」とは4本の太い柱を中心として家を支える構造である。田の字型の部屋と土間で構成されており、部屋は「だいどこ」(居間)、「でい」(客間)、「なんど」(寝室)、「かって」(食堂)の4つに、土間は「にわ」「くど」(炊事場・作業場)、「まや」(馬屋)、「ほそや」(食料保存場所)の4つに分かれている。
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