哀愁のカサブランカとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > 郷ひろみの楽曲 > 哀愁のカサブランカの意味・解説 

哀愁のカサブランカ

作者山川啓介

収載図書会うたびに忘れないでといってた君がサヨナラといった 2
出版社英知出版
刊行年月2005.11


哀愁のカサブランカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 22:33 UTC 版)

郷ひろみ > 郷ひろみの作品 > 哀愁のカサブランカ
「哀愁のカサブランカ」
郷ひろみシングル
初出アルバム『哀愁のカサブランカ
B面 マイ・コレクション
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 作詞・作曲:B. Higgins, S. Limbo, J. Healy
日本語詞:山川啓介
チャート最高順位
郷ひろみ シングル 年表
女であれ、男であれ
(1982年)
哀愁のカサブランカ
1982年
哀しみの黒い瞳
(1982年)
テンプレートを表示

哀愁のカサブランカ」(あいしゅうのカサブランカ)は、1982年7月17日に発売された郷ひろみ43作目のシングル。

解説

1982年4月初旬、バーティ・ヒギンズ英語版の「Casablanca(カサブランカ)」(アルバム『Just Another Day in Paradise』収録)のラフ・テスト盤を聴いたニッポン放送パーソナリティ・はた金次郎は同曲の日本でのヒットを確信。自身が担当していた『オールナイト・電リク』にて日本語歌詞と適任のアーティストを募集した。その結果1,000通を超える応募があり、その中から当時18歳、作詞家志望の高校生、吉井伸子が最優秀作詞賞に選ばれた。スタッフによる協議の結果、アーティストは郷ひろみが選ばれ、ニッポン放送内ラジオハウス銀河(現在のイマジンスタジオ)にて収録が行われた。放送直後から大きな反響がありCBSソニー山川啓介による日本語詞に変えた作品を市販することを決定した。バーティ・ヒギンズの「カサブランカ」も同時にベスト20にランクされている。オリコン洋楽シングルチャートでは1982年7月5日付から8週連続1位を獲得し、1982年の年間チャート1位となった[1]

ザ・ベストテン」でもランクインしたが、郷が「自身が気に入っている歌を他者に順位付けされたくない」という理由で、本作のヒットを機に出演を一切しない意向を示したが、ランクインしたのは本作が最後だった。2023年発売のDVD BOX『郷ひろみ IN 夜のヒットスタジオ』では、後述の1985年の披露も含め本曲の映像は未収録となっている[2]

オールバックで前髪の真ん中だけを垂らした髪型で歌唱した。

本作で西城秀樹の「リトルガール」に続きオリコン史上2人目となる、シングル30曲ベストテン入りを果たした。

3年後の1985年、郷と熱愛の噂があった松田聖子神田正輝と結婚した直後の6月26日(披露宴の2日後)、郷は『夜のヒットスタジオ』に米国フィラデルフィアの教会から中継出演し、「ハリウッド・スキャンダル」と本作を披露した(郷は披露宴に招待されていなかった)[3]。歌唱前、披露宴に出席していた番組司会の芳村真理が、「聖子ちゃん綺麗だったわよ」と語りかけると、郷は「そう…よかった」とだけ言葉少なめに応えた[3]。歌詞には「結ばれると信じてた」「新しい名前になったと聞いたよ」などとその後を予言していたような内容があり、間奏時には、聖子の出演シーンや郷との共演シーンが流されていた[3]。番組プロデューサーの疋田拓は郷と親しく、郷と聖子の婚約発表を『夜のヒットスタジオ』でさせようと計画していたのだという[3]

B面の「マイ・コレクション」は本作直前に発売されたベスト・アルバム『マイ・コレクション』に収録されたメドレーの前半を編集しており「男の子女の子」・「よろしく哀愁」など郷のヒット曲の冒頭部分をつなぎ合わせたものである[4]

収録曲

  1. 哀愁のカサブランカ(4分30秒)
  2. マイ・コレクション(4分40秒)

アルバム

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「哀愁のカサブランカ」の関連用語

哀愁のカサブランカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



哀愁のカサブランカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの哀愁のカサブランカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS