和菓子と差出の磯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 10:16 UTC 版)
江戸時代は様々な和菓子が生まれた。和歌を題材として作られたものも多く、その中で夏の和菓子として「さしでの磯」が存在する。これは上記の古今和歌集の歌より生まれており、茶色いあんでせせらぎ・白いあんで川岸・そして小豆は千鳥を表している(NHK美の壺より)。また滋賀県大津市にある藤屋内匠(創業寛文元(1661))の「汐美饅頭」(しおみまんじゅう)は創業当時からある歴史ある和菓子で、この歌から発想して作られており現在は茶道や慶弔の菓子として使われている。
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