和歌・漢詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:50 UTC 版)
それ久堅の 天照す おほん神より 伝へます 天津日嗣は 弥増に 栄まし/\ 天地と ともに尽くせす 光そふ 聖の道も 明らけく いく万歳 動きなき やまともろ人 なす業も 安く楽しく 所得て 愛たかりける 御代とかや — 『若槻幾斎関係資料』21「禁裏御所御代始御能御用開口作文」 おほけなく道をとなへてふる鈴のなるもならずも天のまに/\ — 寛政3年(1791年)7月18日九州に下る高山彦九郎に贈った送別歌。 邪説 世を惑はすと雖も聖道 尚猶存して昭々 日月に比し浩々 乾坤に準ず因りて充ちて一心豁けば乃ち万理の元を闡き能く礼義の実を履めば自ら徳性の尊きを見る来らんと欲す 鳳凰の和当に鴟鴞の喧しきを避くべし — 『与楽園叢書』「若槻父子詩抄」の内「述志詩」
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