和歌山電気軌道からの譲受車(11・12)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/26 04:08 UTC 版)
「小倉電気軌道の電車」の記事における「和歌山電気軌道からの譲受車(11・12)」の解説
11・12は和歌山電気軌道(のちの南海和歌山軌道線)の100形のうち2両を1937年(昭和12年)に譲り受けた車両。1924年(大正13年)に梅鉢鉄工所で製造された。合併により311・312となっている。 屋根が深く、扉は引き戸で、戸袋窓は1920年代半ばに流行した楕円形の磨りガラスであった。譲受後は戸袋窓は普通の二段窓に改造されたが、他の窓より左右寸法が狭い点に改造前の面影をとどめていた。 戦後の1947年(昭和22年)には輸送力不足解消のため福岡市内線から2軸単車2両を転属させ、電装解除(制御車化)の上311・312と連結運転を実施したが、同年内の短期間で終了している。
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