和声
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 06:12 UTC 版)
楽曲を徹底して単純化していくと、最後は主調の三和音に行き着く。逆にこのことから、楽曲の創作過程は主三和音の拡大・発展であるということになる。シェンカーは「音度」(Stufe(英語版))という言葉を用いて、和声についても独特の概念を示した。これによれば、個々の音度は、特定の和音属性や別の調性を示すのではなく、あくまで主調における座標であるとした。このことで、ひとつの音度が複数の和音を含むことになり、和声をより広くとらえることができる。
※この「和声」の解説は、「シェンカー理論」の解説の一部です。
「和声」を含む「シェンカー理論」の記事については、「シェンカー理論」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から和声を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- >> 「和声」を含む用語の索引
- 和声のページへのリンク