和して、しかる後に大事をなす
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 16:18 UTC 版)
「呉子」の記事における「和して、しかる後に大事をなす」の解説
古来、国家を治めようとする者は、かならず第一に臣下を教育し人民との結びつきを強化した。団結がなければ戦うことはできない。その団結を乱す不和が四つある。 国の不和 - 国に団結がなければ、軍を進めるべきではない。 軍の不和 - 軍に団結がなければ、部隊を進めるべきではない。 部隊の不和 - 部隊に団結がなければ、戦いをいどむべきではない。 戦闘における不和 - 戦闘にあたって団結がなければ、決戦に出るべきではない。 したがって、道理をわきまえた君主は、人民を動員するまえに、まずその団結をはかり、それからはじめて戦争を決行する。また、開戦の決断は、自分だけの思いつきによってはならない。
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