味土野ガラシャ大滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:46 UTC 版)
味土野集落の東方には宇川が流れている。集落の約500メートル東、宇川支流の標高260メートル地点には味土野ガラシャ大滝(味土野大滝)があり、丹後半島を代表する滝とされる。『京都府レッドデータブック』によると落差は約20メートル、『日本の滝』によると落差は約35メートル。玄武岩の岩壁を流れ落ちる細い滝である。 丹後地方最大の滝は与謝郡伊根町の布引滝であるが、上流域の流域面積は布引滝より味土野ガラシャ大滝のほうが大きいため、水量が多く迫力があるとされる。味土野ガラシャ大滝は京都府レッドデータブックに掲載されており、2002年版・2015年版ともに「要継続保護」となっている。 2019年(令和元年)春には京都府道655号味土野大宮線の近くに味土野ガラシャ大滝展望所が設置され、4月16日に展望所の開眼法要が営まれた。かつては味土野ガラシャ大滝の滝つぼにアマゴがおり、住民が手づかみで採っていたという。なお、展望所が設置されるまでは味土野大滝と呼ばれていたが、「麒麟がくる京丹後プロジェクト推進協議会」によって味土野ガラシャ大滝と命名された。
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