周りの反応など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:08 UTC 版)
ポルノ出演に関して風間の父は、当時新東宝でピンク映画のブッキングの仕事もしていたが、「ロマンポルノなんてやめろ」と反対された。一方母からは「やるなら一生懸命やりなさい」と応援してくれた。風間の妻は、公開前にスポーツ紙でポルノ出演の告知記事を偶然目にして「あなたの名前も出ている!」と純粋に映画出演をすごく喜んでくれたという。また、舞台仲間からは「お前、芝居が上手だな。ホントにヤッてるみたいだ」と褒められたという。 1973年に9本もの作品に出演したこともあり、そろそろロマンポルノを卒業することを考えた。その頃のNHKには、ディレクターなどにロマンポルノ好きが多くいたことから風間の存在が知られており、これが翌年の大河ドラマ『勝海舟』への出演に繋がった。また、つかこうへいとの出会いもロマンポルノが始まりである。つかの知人が、ロマンポルノに出演した風間の本業が舞台俳優であることを知り、彼から誘われたことで風間のつか作品への起用が決まった。 風間は後年、「ロマンポルノでは僕は良質の作品に恵まれた。大河もつかさんもロマンポルノが引き寄せてくれた。ロマンポルノは僕の人生に欠かせないものです」と語っている。
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