告訴の取消しとは? わかりやすく解説

告訴の取消し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 05:42 UTC 版)

告訴・告発」の記事における「告訴の取消し」の解説

告訴は、検察官公訴提起するであればいつでも取り消すことができる(刑訴法2371項)。条文上「取り消すことができる」とあるが法的性質としては撤回である。日常語としては「告訴取下げ」とも呼ばれる。 告訴の取消しができるのは告訴をした者であるから被害者本人がした告訴法定代理人が(自己の名で)取り消すことはできず、逆に法定代理人固有の告訴基づいてした告訴本人取り消すこともできないいずれも代理人として取り消す場合この限りではない)。 告訴取消をした者は、さらに告訴をすることはできない刑訴法2372項)。すなわち、取消後は告訴喪失する。しかし例えば、被害者本人告訴取消をしても、法定代理人はなお固有の告訴に基づき告訴することができる。

※この「告訴の取消し」の解説は、「告訴・告発」の解説の一部です。
「告訴の取消し」を含む「告訴・告発」の記事については、「告訴・告発」の概要を参照ください。

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