吼えろ!ドラゴン_起て!ジャガーとは? わかりやすく解説

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吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 08:38 UTC 版)

吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー
タイトル表記
繁体字 龍虎鬥
簡体字 龙虎斗
英題 The Chinese Boxer
各種情報
監督 ジミー・ウォング(王羽)
脚本 ジミー・ウォング
製作 ラミー・ショウ(邵仁枚)
出演者 ジミー・ウォング
ロー・リエ(羅烈)
ワン・ピン(汪萍)
音楽 ワン・フリン(王福齢)
ワン・チーレン(王居仁)
撮影 ホア・シャン(華山)
編集 チャン・シンルン(姜興隆)
アクション指導 タン・チァ(唐佳)
衣装 リー・ケイ(李琪)
美術 ツァオ・チュアンシェン(曹荘生)
製作会社 ショウ・ブラザーズ
配給 ショウ・ブラザーズ
日活
公開 1970年11月27日
1974年4月20日
上映時間 90分
製作国 イギリス領香港
言語 北京語
興行収入

HK$ 2,076,658

年間興行収入総合第2位
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吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』(ほえろ!ドラゴン たて!ジャガー、中国語:龍虎鬥、英語:The Chinese Boxer)は1970年に公開された香港カンフー映画

ジミー・ウォング監督、主演。

概要

本作は香港映画のターニングポイントになった作品である。以前は日本映画殺陣に影響を受けた武侠作品が基本で、武侠映画に飽きたジミーは『姿三四郎』に影響を受け、素手による格闘を作品に取り込むことを思いついた。また、『座頭市』のヒットにより、ハンデキャップがある主人公という設定の、片腕のない主人公が大暴れする『片腕必殺剣』が公開。そして主演のジミーは「片腕スター」として有名になるが、以前からジミーはショウ・ブラザーズからの扱いに不満だった。何よりも月給制のため作品のヒットとは関係なく、給料も変わらなかったため、ジミーは不満を爆発させ、監督をやらせるように要求した。ちなみに、アメリカで本作を観たブルース・リーが、脚本のチープさとジミーの武術のクオリティに憤慨し、映画界に乗り込んでいった逸話は有名である。[要出典]

キャスト

  • ジミー・ウォング(王羽)
  • ロー・リエ(羅烈)
  • ワン・ピン(汪萍)
  • チャオ・シュン(趙雄)
  • ファン・ミェン(房勉)
  • チェン・ライ(鄭雷)
  • ワン・クンユー(王光裕)
  • チャイ・ノア(翟諾)
  • チァン・リン(江玲)
  • ワン・チュン(王鍾)
  • チェン・シン(陳星)

スタッフ

  • 監督/脚本/主演:ジミー・ウォング(王羽)
  • 製作:ラミー・ショウ(邵仁枚)
  • 武術指導(アクション監督):タン・チァ(唐佳)

作品解説

ストーリーは後の作品『片腕ドラゴン』に繋がる復讐劇である。

また、ジミーの監督としての才能は非常に優れている。細かいカット割り、ワンカットの見栄えにこだわった構図の撮り方、全体のカメラワークなど。[要出典]

中盤の賭博場でのアクションシーンは、後にキル・ビルでも引用された。

助監督に、ウー・シー・ユエンの名前がクレジットされている。

日本では日活の一般映画『赤ちょうちん』(主演:秋吉久美子、監督:藤田敏八)との二本立てで公開された[1]

脚注

  1. ^ 紅谷愃一「藤田敏八監督の一般作品『赤ちょうちん』」『音が語る、日本映画の黄金時代 映画録音技師の撮影現場60年河出書房新社、2022年、108–110頁。ISBN 9784309291864 

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