吸着分離法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 17:00 UTC 版)
ゼオライトのような吸着剤は窒素を選択的に吸着する。この吸着特性により、空気を分離する方法のこと。通常、アルゴンと酸素を分離できないので高純度の酸素を得ることは難しい。深冷分離法と比較して、設備がコンパクト、低コスト、起動が早いなどの特徴がある。欠点としては、バルブの切り替えが頻繁、吸着剤の劣化等メンテナンスコストが高いこと、大型化(酸素量8,000Nm3/h以上)が難しいことが挙げられる。
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