名門・沛国曹氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:37 UTC 版)
父は曹嵩。中常侍・大長秋曹騰の養子となり曹氏を継ぎ(高位の宦官は養子をとって家名を存続することが可能だった)、太尉となっている。曹氏の先祖は前漢の丞相であった平陽侯曹参とされる。また、曹嵩の実家という説がある夏侯氏の先祖は前漢の汝陰侯夏侯嬰とされている。もし、曹嵩が夏侯氏の出であれば、彼の挙兵時から従軍した夏侯惇・夏侯淵らは従兄弟にあたることになる。裴松之が引く『曹瞞伝』及び郭頒の『世語』などによると、曹嵩はもともと夏侯氏であったというが、陳寿は『三国志』の本文では曹操自身は「出自不詳」としている。 なお曹騰には兄が3人おり、長兄・曹褒の孫が曹仁である。また次兄の子に曹鼎がおり、その孫が曹休・弟の子が曹洪である。
※この「名門・沛国曹氏」の解説は、「曹操」の解説の一部です。
「名門・沛国曹氏」を含む「曹操」の記事については、「曹操」の概要を参照ください。
- 名門・沛国曹氏のページへのリンク