名前と序数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 00:31 UTC 版)
「ダヴィト2世 (カトリコス総主教)」の記事における「名前と序数」の解説
ダヴィト2世はダヴィト3世とも呼ばれ、歴史家によって序数のつけ方が異なる。また同じ15世紀のカトリコス総主教ダヴィト3世/4世(グルジア語版)(在位1435/36年–1438/39年)とダヴィト4世/5世(グルジア語版)(在位1443/47年–1459年)について、同一人物かどうかについても学術的見解が分かれている。 歴史家のミヘイル・タマラシヴィリ(グルジア語版)やロイン・メトレヴェリ(グルジア語版)がジョージアの高位聖職者に関する伝統的なリストをまとめた際、在位1425/26年–1428年、在位1435/36年–1438/39年、在位1443/47年–1459年のダヴィトをそれぞれ異なる人物として序数をつけており、ジョージア正教会もこの考え方を受け入れている。他方、ロシアの歴史家キリル・トゥマノフ(ロシア語版)は、在位1425/26年–1428年、在位1435/36年–1438/39年、在位1443/47年–1459年のダヴィトをすべて同じ人物であると考察しており、これらはすべてジョージア王アレクサンドレ1世の四男であるとの見解を示している。 序数のつけ方の差異については、9世紀に存在したダヴィト(在位859年–861年)が実際に在位したかどうかについて、歴史家の間で見解が分かれているためである。例えば歴史家ミヘイル・タマラシヴィリは、9世紀のダヴィトをカトリコスのリストから除外しており、10世紀のダヴィト(グルジア語版)(在位947年–955年)をダヴィト1世として扱っている。
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