名前《零》の読み方
人名用漢字「零」の主な読み方
れい、りょう、れん、しずく、しづく、ふる、ぜろ男の子の名前の読み方
れい、りょう、れん、ふる、ぜろ女の子の名前の読み方
しずく、しづく、れい、りょう、れん漢字に込められた主な意味・イメージ
「零」には静かに降る雨粒の玉、清らかな水の玉という意味があります。「零」の下半分の「令」は両手を合わせてお辞儀をして神様にお祈りをすることを表す漢字で、「零」は祈りによって恵みの雨が降ったことを表しています。周りの人のために祈れるような謙虚で慈愛に満ちた心や、真摯な態度をイメージさせます。お祈りによって天からこぼれた水の玉という意味のある字ですから、澄みきった清らかさ、静謐さ、美しさ、またはロマンチックさも感じさせます。水のしっとりとしたイメージから、物静かさや穏やかさ、おしとやかさも連想させるでしょう。「しずく」「しづく」と訓読みをすると、言葉の響きから更に日本的な美を感じさせます。
また「零」という漢字は数字のゼロを表して使うことがあります。「零」には、とても小さいものという意味もあり、古代の中国では「0」に「零」の字を当てて「レイ」と読み使っていました。日本でも同様に「0」に「零」の字を当てていましたが、英語の「ゼロ」という読みが国内に入ってからは「零」「0」「レイ」「ゼロ」は同じ意味で使われるようになりました。ですので「零」を「ゼロ」とするのは常用の読み方ではありませんが、慣例的な読みとして定着しています。
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