吉野ヶ里記念
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| 吉野ヶ里記念 | |
|---|---|
| 開催国 |  日本 | 
| 主催者 | 佐賀県競馬組合 | 
| 競馬場 | 佐賀競馬場 | 
| 第1回施行日 | 2000年3月26日 | 
| 2025年の情報 | |
| 距離 | ダート1400m | 
| 格付け | 重賞 | 
| 賞金 | 1着賞金600万円 | 
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上・佐賀所属(ファン選抜) | 
| 負担重量 | 定量(3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減) | 
| 出典 | [1] | 
吉野ヶ里記念(よしのがりきねん)は、佐賀県競馬組合が佐賀競馬場ダート1400mで施行する地方競馬の重賞競走である。正式名称は「スポニチ杯 吉野ヶ里記念」。
概要
2000年の創設当初は前身である大天山賞の施行条件をそのまま継承し、サラブレッド系古馬による年度末の大一番的な競走として2500mの距離により3月後半に施行されたが佐賀競馬場に2番目となるダートグレード競走・サマーチャンピオンが新設された2001年(第3回)以降は7月に移行し距離が「本番」と同じ1400mでの施行となり、上位2着までにサマーチャンピオンの優先出走権が与えられるトライアルレースに位置づけられている。
2025年にファン投票で出走馬に選出される形式となる(ファン投票選出9頭、記者選抜3頭)[2]。
競走名は、2022年までは「西スポ杯 吉野ヶ里記念」で2023年より現名称となっている。
条件・賞金等(2025年)
- 出走条件
- 
    サラブレッド系3歳以上、佐賀所属(ファン選抜、記者選抜)。 
    - ファン選抜9頭、記者選抜3頭。
 
- 負担重量
- 定量(3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減)。なお減量騎手の減量は適用される[3]。
- 賞金額
- 1着600万円、2着210万円、3着120万円、4着90万円、5着60万円、着外12万円[4]。
- 副賞
- スポーツニッポン新聞社社長賞、日本軽種馬協会会長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、佐賀県馬主会会長賞、佐賀県競馬組合管理者賞、吉野ヶ里公園管理センター長賞[4]
- 優先出走権付与
- 本競走で上位2着までに入った馬に、サマーチャンピオンの優先出走権が付与される[1]。
歴代優勝馬
| 回数 | 施行日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2000年3月26日 | 2500m | タマノコウキ | 牡5 | 佐賀 | 2:55.6 | 三小田幸人 | 的場信弘 | 松岡正二 | 
| 第2回 | 2001年3月18日 | 2500m | マツノセカイオー | 牡4 | 佐賀 | 2:46.6 | 鮫島克也 | 的場信弘 | 廣松義則 | 
| 第3回 | 2001年7月15日 | 1400m | ビコーミニスター | 牡7 | 佐賀 | 1:29.1 | 山口勲 | 野元博実 | 上村叶 | 
| 第4回 | 2002年7月14日 | 1400m | ハクシュカッサイ | 牡5 | 佐賀 | 1:30.0 | 真島正徳 | 真島元徳 | 原久美子 | 
| 第5回 | 2003年7月21日 | 1400m | カシノオウサマ | 牡4 | 佐賀 | 1:29.9 | 北村欣也 | 山田勇 | 柏木務 | 
| 第6回 | 2004年7月11日 | 1400m | オペラキッス | 牡4 | 佐賀 | 1:27.9 | 山口勲 | 山田勇 | 廣松金次 | 
| 第7回 | 2005年7月10日 | 1400m | オーミヤボレロ | 牡8 | 佐賀 | 1:29.6 | 安東章 | 山田義人 | 吉岡秀宜 | 
| 第8回 | 2006年7月16日 | 1400m | イカルガ | 牡6 | 佐賀 | 1:27.4 | 吉田順治 | 東眞市 | (有)アイリス不動産 | 
| 第9回 | 2007年7月22日 | 1400m | ザオリンポスマン | 牡6 | 佐賀 | 1:27.0 | 北村欣也 | 西岡龍三 | 日浦桂子 | 
| 第10回 | 2008年7月20日 | 1400m | オリオンザクロノス | 牡5 | 佐賀 | 1:28.3 | 鮫島克也 | 西岡龍三 | 平本敏夫 | 
| 第11回 | 2009年7月19日 | 1400m | エフケーフィル | 牡5 | 佐賀 | 1:27.3 | 山下貴光 | 濱田一夫 | (株)フセコー | 
| 第12回 | 2010年7月18日 | 1400m | マンオブパーサー | 牡7 | 佐賀 | 1:27.4 | 山口勲 | 九日俊光 | 平田一雄 | 
| 第13回 | 2011年7月17日 | 1400m | サクラリボルバー | 牡5 | 佐賀 | 1:27.1 | 吉留孝司 | 高田豊治 | 岡田一彦 | 
| 第14回 | 2012年7月15日 | 1400m | アドマイヤダンク | 牡8 | 佐賀 | 1:28.4 | 山口勲 | 九日俊光 | 岡田一彦 | 
| 第15回 | 2013年7月14日 | 1400m | メトロノース | 牡7 | 佐賀 | 1:27.7 | 吉田順治 | 大垣敏夫 | 下妻正次郎 | 
| 第16回 | 2014年7月13日 | 1400m | スイングエンジン | 牡8 | 佐賀 | 1:28.5 | 田中純 | 真島元徳 | 平井裕 | 
| 第17回 | 2015年7月26日 | 1400m | エスワンプリンス | 牡6 | 佐賀 | 1:27.8 | 鮫島克也 | 手島勝利 | 満岡昭洋 | 
| 第18回 | 2016年7月24日 | 1400m | カシノタロン | 牝5 | 佐賀 | 1:28.6 | 石川慎将 | 山下定文 | 柏木務 | 
| 第19回 | 2017年7月23日 | 1400m | マサヤ | 牡6 | 佐賀 | 1:29.1 | 山口勲 | 東眞市 | 原久美子 | 
| 第20回 | 2018年7月22日 | 1400m | ウルトラカイザー | 牡10 | 佐賀 | 1:27.8 | 真島正徳 | 真島元徳 | 中野真吾 | 
| 第21回 | 2019年7月21日 | 1400m | 大雨のため中止[5] | ||||||
| 第22回 | 2020年7月19日 | 1400m | ミスカゴシマ | 牝3 | 佐賀 | 1:26.9 | 石川慎将 | 平山宏秀 | 上村裕希 | 
| 第23回 | 2021年7月25日 | 1400m | ミスカゴシマ | 牝4 | 佐賀 | 1:29.8 | 石川慎将 | 平山宏秀 | 上村裕希 | 
| 第24回 | 2022年7月24日 | 1400m | リュウノシンゲン | 牡4 | 佐賀 | 1:29.2 | 山口勲 | 山田徹 | SRE(同) | 
| 第25回 | 2023年7月23日 | 1400m | リュウノシンゲン | 牡5 | 佐賀 | 1:28.8 | 山田義貴 | 山田徹 | SRE(同) | 
| 第26回 | 2024年7月28日 | 1400m | テイエムフェロー | 牡5 | 佐賀 | 1:27.9 | 飛田愛斗 | 平山宏秀 | 竹園正繼 | 
| 第27回 | 2025年7月19日 | 1400m | ビキニボーイ | 牡5 | 佐賀 | 1:27.4 | 飛田愛斗 | 東眞市 | 小林祥晃 | 
馬齢は2000年以前についても現表記に統一した。
各回競走結果の出典
- 吉野ヶ里記念 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
- JBISサーチ
出典
- ^ a b “2025年度重賞競走”. 佐賀競馬. 2025年7月17日閲覧。
- ^ “「第27回吉野ヶ里記念」初のファン投票を実施します!”. 佐賀競馬. 2025年7月17日閲覧。
- ^ “ファン投票重賞は騎手の減量適用を追い風にダイリンウルフか、好走率高い勝率1位馬か/佐賀・吉野ヶ里記念データ分析”. スポーツナビ. 2025年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和7年度第7回佐賀競馬番組〔概定〕”. 佐賀競馬. 2025年7月17日閲覧。
- ^ “【地方競馬】7/21(日)の佐賀競馬は開催中止に、大雨の影響で”. netkeiba.com. (2019年7月21日) 2019年8月8日閲覧。
関連項目
固有名詞の分類
- 吉野ヶ里記念のページへのリンク

 
                             
                    


