石川慎将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 20:14 UTC 版)
石川慎将 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 大分県 |
生年月日 | 1984年12月13日(40歳) |
騎手情報 | |
所属団体 | 佐賀県競馬組合 |
所属厩舎 | 佐賀・石川浩文 |
勝負服 | 黒・黄十字襷、袖黄縦縞 |
初免許年 | 2010年 |
免許区分 | 平地 |
石川 慎将(いしかわ しんすけ、1984年12月13日 - )は、地方競馬の佐賀競馬場石川浩文厩舎所属の騎手である。勝負服の柄は黒・黄十字襷、袖黄縦縞。大分県出身。石川浩文調教師は実父。
来歴
石川浩文厩舎の厩務員を経て[1]、2010年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得[2]。同年4月10日第1回佐賀競馬1日目第7競走3歳3組条件戦ハードリベンジで初騎乗初勝利(10頭立て3番人気)[3]。佐賀競馬では鮫島克也以来30年ぶりのデビュー戦勝利となった。
2011年8月20日第4回小倉競馬7日目第9競走フェニックス賞でスーパーマリンに騎乗し、中央競馬初騎乗(9頭立て9番人気9着)。
2012年8月にはアジアヤングガンズチャレンジの日本代表に選ばれ、マカオで開かれた同レースに参加したが、11人中9位に終わった。
2013年3月9日、第1回開催の大観峰賞でゴールドペンダントに騎乗し1着となり、重賞初制覇。同年7月1日から8月31日までの2ヶ月間を期間限定で門別に遠征。
2023年2月2日、姫路競馬場で開催された白鷺賞で他場重賞初制覇。この勝利が地方通算999勝目であった。同年2月4日、佐賀競馬4R・うまかつ.net賞でクインズユーカリに騎乗し1着となり、地方競馬通算1000勝を8414戦目で達成した[4]。
2025年7月29日、盛岡競馬場で開催された岩手と佐賀の騎手12人で競う「M&K(みちのく、九州)ジョッキーズカップ」で第1戦7着、第2戦1着の36ポイントとする。第1戦を制した山本聡哉も同じく36ポイントだったが、第2戦の着順上位者が順位上位というルールに従い、総合優勝となった[5]。
主な騎乗馬
- ゴールドペンダント(2013年大観峰賞)
- マイネルプレジャー(2014年英彦山賞)
- アドマイヤツバサ(2014年雲仙岳賞)
- ミスタージャック(2015年耶馬渓賞、2016年大淀川賞)
- バンブーリバプール(2016年九州オールカマー)
- アーサーバローズ(2016年遠賀川賞)
- カシノタロン(2016年吉野ヶ里記念)
- サンマルドライヴ(2018年如月賞)
- ミスカゴシマ(2019年九州ジュニアチャンピオン、2020年花吹雪賞、飛燕賞、ル・プランタン賞、佐賀皐月賞、吉野ヶ里記念、2021年吉野ヶ里記念、ウインターチャンピオン)
- プリマステラ(2020年カペラ賞)
- テイエムチューハイ(2021年霧島賞)
- テーオーヘリオス(2021年遠賀川特別)
- テイエムラッシュ(2022年霧島賞)
- ヒストリーメイカー(2023年白鷺賞)
- ブレイブアモーレ(2023年佐賀ユースカップ、ロータスクラウン賞)
- コスモポポラリタ(2024年九州チャンピオンシップ)
- ミトノドリーム(2024年九州ジュニアチャンピオン、ネクストスター佐賀)
出典:[6]
脚注
- ^ あこがれの騎手デビュー、厩務員から転身も 佐賀競馬 - 佐賀新聞
- ^ 平成21年度第4回免許試験新規合格者発表 - 地方競馬情報サイト
- ^ 【佐賀】石川慎将騎手 初騎乗初勝利!! - 楽天競馬からのお知らせ
- ^ homma (2023年2月4日). “【佐賀競馬】石川慎将騎手が地方通算1000勝を達成「皆様に支えられて達成出来た」 | 競馬ニュースなら競馬のおはなし”. 競馬のおはなし. 2025年8月2日閲覧。
- ^ “【盛岡競馬・M&KジョッキーズC】佐賀の石川慎将が優勝「父が勝てなかった盛岡で勝ててうれしい」”. 西スポレースサイト (2025年7月30日). 2025年8月2日閲覧。
- ^ “騎手重賞勝利歴”. nankankeiba.com. 2024年2月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
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