合成法・性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/08 00:28 UTC 版)
一硫化炭素は、−185 ℃に冷却しながら二硫化炭素に無声放電を行うと得られる 。こうして得られた一硫化炭素(CS)は、白色の粉末で、無臭である。しかし、−180 ℃以上になると爆発的に重合して、(CS)nとなり、色も赤や褐色に変色する。この重合してできた(CS)nは、水やエタノールには溶けず、二硫化炭素には溶ける。また、200 ℃にまで加熱すると、炭素と硫黄とに分解する。
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