司令等に充てられる自衛官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 23:01 UTC 版)
「駐屯地司令」の記事における「司令等に充てられる自衛官」の解説
原則として、駐屯地司令は当該駐屯地に所在する部隊等(当該駐屯地に臨時に駐屯するものを除く。)の長のうち自衛官の順位に関する訓令(昭和35年防衛庁訓令第12号)第3条の規定により最上位にある自衛官をもって充てるとされている。ただし、上級司令部の所在地では、原則を厳格に適用すると駐屯地司令が非常に高位で繁忙な指揮官たる将官クラスが担当することになってしまうため、以下の例外がある。 市ヶ谷駐屯地:中央業務支援隊長 方面総監部の所在する駐屯地:方面総監部幕僚長 師団・旅団司令部の所在する駐屯地:副師団(旅団)長 駐屯地司令職を兼務する部隊(学校・病院・補給処)長は陸将から2佐までの階級を持つ自衛官である(指揮権の関係・基幹部隊が中隊の場合含む)が、かつては高知駐屯地のように着任時3佐職が充てられる場合もあった。また、中央即応集団司令部が座間駐屯地に設置されていた間は、同司令部幕僚長が駐屯地司令に指定との規定もあった。
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