召人とは? わかりやすく解説

めし‐うど【召人】

読み方:めしうど

めしゅうど


めしゅうど〔めしうど〕【人】

読み方:めしゅうど

《「めしびと」の音変化古くは「めしゅうと」》

宮中行われる歌会始めの際、題にちなん和歌詠むように特に選ばれた人。

和歌所寄人(よりゅうど)のこと。

舞楽などをするため召された人。

「うちの御神楽の—は」〈宇津保・嵯峨院〉

そばで召し使う女性

「御—だちて仕うまつり馴れた木工(もく)の君」〈源・真木柱


召人

天皇から特に召されて短歌詠む者(その歌を「召歌」(めしうた)という)

召人

読み方:メシウド(meshiudo), メシュウド(meshuudo)

舞楽奉仕のため召し出された人


召人

読み方:メシウド(meshiudo)

舞楽奉仕者侍妾


召人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/16 19:11 UTC 版)

召人(めしうど)は、貴人のそばに召し使う人のこと。日本の平安時代においては、特に主人と男女の関係にある女房のことをさす。また、朝廷の和歌所に務め、和歌の選定をする寄人のこと[1]。現代でも歌会始において、天皇から特に選ばれて招かれ和歌を詠む、「広く各分野で活躍し貢献している」人物のことを指し[1][2]歌人として活動する者などが選ばれる[3]


  1. ^ a b 召人(メシウド)とは、コトバンク、2016年3月16日閲覧。
  2. ^ 歌会始宮内庁、2016年3月16日閲覧。
  3. ^ 皇居で歌会始の儀 お題は「人」(2016年1月14日)、産経ニュース、2016年3月16日閲覧。
  4. ^ 「「召人」について」『日本文学』1956年9月


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