古期火山群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 04:08 UTC 版)
伊豆大島ができる前には岡田火山、行者窟火山、筆島火山があり北海岸から東海岸にかけて露出している。岡田火山は岡田港の西から乳ヶ崎にかけての海食岸に断続的に露出し主に玄武岩溶岩流と火砕岩の成層構造とそれに貫入する岩脈からなる。行者窟(ぎょうじゃのいわや)火山は東部海食岸に露出する2・3枚の安山岩溶岩からなる。筆島火山は行者窟火山の南の海食岸に露出し、玄武岩溶岩流と火砕岩の互層とそれに貫入する多数の岩脈からなる。筆島は筆島火山の主火道内の強固な火道角礫岩が海食に耐えて残ったもの。これらの火山群は鮮新世末〜更新世に活動したと考えられているが、詳しい活動年代はわかっていない。
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