古文書室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/20 22:25 UTC 版)
「パンノンハルマの大修道院」の記事における「古文書室」の解説
パンノンハルマ大修道院に残る古文書類は、ハンガリー建国当初の数世紀に遡る史料のコレクションとしては、質・量とも最高級のものである。その中には、聖イシュトヴァーンの時と比べて改変された綱領(1001年-1002年)や、ティハニ修道院の基本綱領(1055年)、マジャール語の語句の書かれた現存最古の書き物などが含まれている。公文書を出版する権利を有していた中世のパンノンハルマの記録と、ティハニなどのほかの修道院の記録は、分けて纏められている。 古文書室は、様々な場所からの資料が集められている。大修道院長の執務室、神学校、会派のための旧教員養成学校、新旧中等学校、付属的なベネディクト会の邸宅、大修道院の出納課などからのもので、大修道院の支配下にある教区のような区画の文書なども集められている。
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