古川町立古川仲小学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 09:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動古川町立古川仲小学校 | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 古川町 |
設立年月日 | 1964年[注釈 1] |
閉校年月日 | 1969年 |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | 〒509-4215 |
岐阜県飛騨市古川町杉崎[注釈 2] | |
プロジェクト:学校/小学校テンプレート |
古川町立古川仲小学校 (ふるかわちょうりつ ふるかわなかしょうがっこう)は、かつて岐阜県吉城郡古川町(現・飛騨市古川町)に存在した公立小学校。
概要
- 元は旧・細江村の細江小学校である。古川町が農村部の過疎化による小規模校の複式学級を解消するために、隣接校の統合をすすめ、旧・小鷹利村の大村小学校と統合。古川仲小学校に改称した[注釈 3]。
- 1969年、古川仲小学校、中山東小学校、中山南小学校、数河小学校を統合し。古川西小学校の新設により廃校。校舎は古川西小学校仲分教室として1970年6月まで使用された。
沿革
ここでは前身の細江小学校及び大村小学校についても記述する。
- 1874年(明治7年)3月 - 細江学校が開校。校区は杉崎村、太江村。浄慶寺[注釈 4]境内に仮校舎を新築。
- 1875年(明治8年)2月 - 杉崎村、太江村、袈裟丸村、野口村、末真村、戸市村、数河村が合併し、細江村が発足。
- 1883年(明治16年) - 細江村字小村に新築(木造2階建)移転。
- 1886年(明治19年) - 太江尋常簡易科小学校に改称する。
- 1890年(明治23年) - 簡易科を廃止。太江尋常小学校に改称する。
- 1906年(明治39年) - 太江尋常高等小学校に改称する。
- 1912年(明治45年) - 細江尋常高等小学校に改称する。
- 1914年(大正3年) - 校舎を改築。農業補習学校を併設。
- 1934年(昭和9年) - 校舎を新築(木造2階建)。
- 1935年(昭和10年) - 農業青年学校を併設。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 細江国民学校に改称する。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 細江村立細江小学校に改称する。細江中学校を併設。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 古川町、細江村、小鷹利村が合併し、改めて古川町が発足。同時に古川町立細江小学校に改称する。
- 1958年(昭和33年)
- 4月 - 細江中学校と細江中学校袈裟丸分校を統合。古川中学校の校区の一部を加えて宮城中学校に改称する。細江小学校は宮城中学校を併設。
- 10月 - 宮城中学校が新築移転[注釈 5]。細江小学校は単独校となる。
- 1964年(昭和39年)4月 - 古川町立大村小学校と統合し、古川町立古川仲小学校となる。校舎は細江小学校校舎を転用。
- 1969年(昭和44年)4月 - 統合により廃校。古川西小学校仲分教室となる。
- 1970年(昭和45年)
- 6月19日 - 仲分教室閉校式。
- 7月 - 統合校舎完成により、仲分教室は廃止。
古川町立大村小学校
- 1874年(明治7年)7月 - 小鷹利学校大村支校が開校。校区は大村。
- 1875年(明治8年)2月 - 高野村、畦畑村、平岩村、大村、寺地村、笹ヶ洞村、信包村、黒内村、谷村が合併し、小鷹利村が発足。
- 1877年(明治10年) - 独立し、大村学校となる。
- 1886年(明治19年) - 大村尋常小学校に改称する。
- 1905年(明治38年) - 大村尋常高等小学校に改称する。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 大村国民学校に改称する。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 小鷹利村立大村小学校に改称する。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 古川町、細江村、小鷹利村が合併し、改めて古川町が発足。同時に古川町立大村小学校に改称する。
- 1964年(昭和39年)3月 - 古川町立細江小学校と統合し廃校。
その他
脚注
参考文献
- 飛騨古川歴史をみつめて (古川町史編纂委員会 2015年) P.282 - 296 326 - 332 410 - 413
- 郷土史小島の郷 (杉崎区郷土史編纂委員会 2015年) P.34 - 37
関連項目
- 古川町立古川仲小学校のページへのリンク