古典的ホジキンリンパ腫
【原文】classical Hodgkin lymphoma
免疫系のがんであるホジキンリンパ腫のうち、最も多くみられる種類のもの。古典的ホジキンリンパ腫は、リード-スタンバーグ細胞と呼ばれる細胞の存在を特徴とする。
古典的ホジキンリンパ腫(限局期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 00:59 UTC 版)
「ホジキンリンパ腫」の記事における「古典的ホジキンリンパ腫(限局期)」の解説
化学療法であるABVD療法4コースの後、進行例以外では放射線区域照射(involved field radiation therapy; IFRT)30Gyが標準的とされている。Bulky病変を認めない場合にはABVD療法6コースを行い、放射線照射を省略することも選択肢となる。予後良好群に対しては治療毒性軽減のためABVD療法2コース+IFRT 20Gyが選択肢となる。
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古典的ホジキンリンパ腫(進行期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 00:59 UTC 版)
「ホジキンリンパ腫」の記事における「古典的ホジキンリンパ腫(進行期)」の解説
ABVD療法6コースから8コースが標準療法となる。ただし「6コースから8コース」の意味はびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫とは異なり、「4コースまでで完全寛解ならば6コースで終了、6コースで完全寛解ならば8コースで終了」の意味である。ABVD療法以外の選択肢としてブレオマイシンの代わりにブレンツキシマブベドチン(BV)を用いる、BV併用AVD療法6コースも進行期に対する標準治療となる。 進行期においては、予後因子で治療方法を変える根拠はない。 化学療法の効果が部分奏効の場合には追加治療として放射線照射が検討される。完全寛解に至った場合に放射線照射を行うのは推奨されない。
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古典的ホジキンリンパ腫と同じ種類の言葉
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