ABVD療法とは? わかりやすく解説

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ABVD療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/26 05:19 UTC 版)

ABVD療法(—りょうほう)はホジキンリンパ腫に対する抗がん剤治療である。ABDV療法では、アドリアマイシン (adriamycin)、ブレオマイシン (bleomycin)、ビンブラスチン (vinblastine)、ダカルバジン (dacarbazine) の4剤が使用され、それぞれの頭文字をとってABVD療法と呼ばれる。ホジキンリンパ腫に対する標準的化学療法である。

投与

ABVD療法は4クール以上行われる。それぞれのクールで2回投与を行う(day1とday15)。通常は外来治療で行う。

行うクール数は、病期によって異なる。日本国内では、ABVD療法では悪心・嘔吐が強いため、ダカルバシンの量を250mg/m2に減らしたABVd療法が行われる場合がある。

ABVD療法が実施される病期

ホジキンリンパ腫は、病期がI期からIV期に分類されるが、ABVD療法は、主にステージIIB以上で実施される。





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