単剤と配合剤の問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 20:31 UTC 版)
「アモキシシリン」の記事における「単剤と配合剤の問題点」の解説
アモキシシリン水和物の単剤(サワシリン細粒10%)と、アモキシシリン水和物とクラブロン酸カリウムの合剤(クラバモックス小児用配合ドライシロップ)の使用方法の違いがしばしば問題となる。これは、添付文書上の1日量が、前者が20-40mg(力価)/ kg(適宜増減可、ただし90mg(力価)/kgを超えないこと)であるのに対し、後者が90 mg(力価)/ kgであること、また、前者は1日量を3-4回に分けて投与であるのに対し、後者が2回に分けて投与(12時間ごと食前)であることに起因する。処方医側の処方意図と薬剤師側の疑義照会義務・レセプト業務とのせめぎあいが起きる。クラバモックスの薬価収載が2010年5月と比較的新しい薬であることから、切替時や、その処方箋受付経験のない保険薬局に届いた場合、特に問題となる。
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