南アジア・中東
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 07:17 UTC 版)
インドではナマケグマが用いられ、予めクマはロープをつけた鼻輪と口輪をする。鼻輪ではなく首輪の場合もある。熊使いは歌を歌いながら、ロープと棒でクマを操り、クマが踊るように魅せる芸である。この芸には仔熊の時からの訓練が必要である。 かつてインドでは大道芸の踊るクマがよく行われ、主に観光地で大道芸を行っていたが、野生のクマが減少したために規制がなされ、路上の熊使いが少なくなり、また、大道芸のクマが野生保護施設に入るようになってきている。 パキスタンでも熊使いがある。ジプシーはツキノワグマがダンスする大道芸やクマのレスリングを行う。そのためにジプシーは野生のクマまたは仔熊を捕獲する。
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