協奏曲と声楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 22:22 UTC 版)
「マンドリンオーケストラ」の記事における「協奏曲と声楽」の解説
独奏楽器とマンドリンオーケストラのための協奏曲は、イタリアでは独奏マンドリンの協奏曲であるベッルーティ『ハンガリアの黄昏』があげられる程度である。しかしドイツでは協奏曲は盛んで、マンドリン・ギター・オーボエ・リコーダー・オカリナ・アコーディオン・チェンバロなど様々な協奏曲が作られている。日本では服部正の『ラプソディー』(マンドラ)、帰山栄治の『協奏詩曲』(マンドリン)・『三章』(ヴァイオリンチェロ)、龍野順義の『響』(ピアノ)、高島明彦の『協奏曲』(マンドリン)などがある。 声楽(独唱・合唱)を伴うマンドリンオーケストラ曲として日本の関係者に知られているものはフランスの作曲家マチョッキの『麦祭』程度であったが、ドイツでは現在に至るまで多くの作品が発表されている。日本人作曲家では服部正の『街景色』『次郎物語』、中野二郎の『子供歳時記』、鈴木静一の『カンタータ・レクイエム』、藤掛廣幸の『八つのバラード』などがあげられる。
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