北米・欧州における販売中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 21:11 UTC 版)
「オメガラビリンスZ」の記事における「北米・欧州における販売中止」の解説
本作は2018年初頭に北米と欧州でPQube Gamesから発売される予定だったが、2018年2月にオーストラリア等級審査委員会(ACB)が審査拒否(国内発売禁止)処分を下したほか、ドイツのソフトウェア事前審査機構(USK)も審査を拒否しており、さらに同年3月には汎欧州ゲーム情報(PEGI)の一員であるビデオ規格委員会(英語版)(VSC)からの審査拒否によりイギリス国内でも発禁処分が下されたため、これらの国での販売が不可能となった。 VSCは声明の中で、本作はヌードをはじめとする過激な性表現を含んでおり、学校を舞台に年若い少女たちが多数登場することから、子どもを性的な対象にしていると指摘している。また、ローグライクRPGである本作の内容が18歳以下の子どもを魅了する可能性があり、作中の性的表現を一般的なものだと誤解するおそれがある点についてもVSCは指摘している。 One Angry GamerのBilly Dは、今回の審査拒否は、ゲーム内での性的表現への糾弾の影響によるものだと推測している。 これら審査機関の動向に加え、プラットフォーマーとしてのSIEの意向も加わり、PQubeは北米・欧州における本ソフトの発売を断念することになった。
※この「北米・欧州における販売中止」の解説は、「オメガラビリンスZ」の解説の一部です。
「北米・欧州における販売中止」を含む「オメガラビリンスZ」の記事については、「オメガラビリンスZ」の概要を参照ください。
- 北米欧州における販売中止のページへのリンク